本校の野浦知生教諭は,今年度,鹿児島県総合教育センター研究協力員に選出され,「令和の日本型学校教育」が目指す新たな学びの研究・実践に取り組んでいます。その一環として,10月27日(金)に4年生の学級で研究授業が行われました。総合的な学習の時間「将来の夢」という学習で,「自由進度学習」を取り入れた授業です。「自由進度学習」とは,子どもが課題を自己決定し、計画を立てて自分の学習速度で進め、その過程で友達と相互に作用しながら学びを深めていく学習です。従来とは違う新たな学びのカタチとして注目されています。しかしながら,先行実践がまだ少ないため,今回,野浦教諭が一つのモデルとして,この授業を実践しました。4年生の子どもたちは,タブレットを自在に駆使しながら,個人・ペア・グループなど様々な形態で主体的に情報を集め,整理し,まとめていました。参観された教育センターの先生方も,子どもたちが楽しく意欲的に学ぶ姿に,大変驚いていらっしゃいました。今後に向けて,大変意義深い研究授業でした。
地域の伝統芸能「駒水ヤンセ踊り」の学習が始まりました。総合的な学習の時間の中で、ヤンセ踊りを学び、習得し、地域の方に披露し、後輩たちに引き継いでいく取組です。地域指導者の駒水秋則さんのご指導をいただきながら、2時間たっぷりと踊りの練習に取り組みました。駒水さんは「年々子どもたちが上手になっていてびっくりしました。また、嫌がらずに楽しみながら取り組む姿が本当にうれしいです。」と話してくださいました。お話をうかがいながら、今の子どもたちが、「これまでの先輩の姿をあこがれをもって見てきたのだな。」ということが分かりました。今年も、素晴らしい踊りを披露できそうです。これからの練習を頑張っていきましょう。