11月20日(月),1年生の学級で国語科の校内研修&枕崎市国語部会として,研究授業が行われました。今注目されている「自由進度学習」を取り入れた「じどうしゃずかんをつくろう」の研究授業でした。自由進度学習とは,教師が計画する学習内容のフレーム内で,子ども一人一人が課題を自己決定し計画を立てて自分の学習速度で進め,その過程で友達と相互に作用しながら学びを深めていくことを目指したものです。子どもたちは,それぞれの計画に沿って自分の課題に向かい意欲的に学習に取り組んでいました。参観された教育委員会の先生や他校の先生方が,1年生の子どもたちが主体的に「自由進度学習」に取り組む姿に「1年生でここまでできるのか!」とても感心していらっしゃいました。本校のみならず,他校の先生方にとっても意義深い今回の研究授業でした。1年生のみなさん,とても頑張っていましたね!すばらしかったです。
本校の野浦知生教諭は,今年度,鹿児島県総合教育センター研究協力員に選出され,「令和の日本型学校教育」が目指す新たな学びの研究・実践に取り組んでいます。その一環として,10月27日(金)に4年生の学級で研究授業が行われました。総合的な学習の時間「将来の夢」という学習で,「自由進度学習」を取り入れた授業です。「自由進度学習」とは,子どもが課題を自己決定し、計画を立てて自分の学習速度で進め、その過程で友達と相互に作用しながら学びを深めていく学習です。従来とは違う新たな学びのカタチとして注目されています。しかしながら,先行実践がまだ少ないため,今回,野浦教諭が一つのモデルとして,この授業を実践しました。4年生の子どもたちは,タブレットを自在に駆使しながら,個人・ペア・グループなど様々な形態で主体的に情報を集め,整理し,まとめていました。参観された教育センターの先生方も,子どもたちが楽しく意欲的に学ぶ姿に,大変驚いていらっしゃいました。今後に向けて,大変意義深い研究授業でした。