新しい年(2024年)が明けました。1月1日の朝,開聞岳から昇る美しい初日に向かって,今年1年の平穏と,「別府っ子がそれぞれの夢や目標を目指して,『昇り龍』のごとく飛躍できますように。」と,願いを込めました。冬とは思えないような,とても温かく穏やかな元日でしたが,夕方,能登半島での大地震のニュース。日を追うごとに被害の大きさが明らかになり,犠牲者の数も増え続けています。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに,被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
今日から3学期が始まりました。始業式では,代表の2名の子どもが3学期の目標を堂々と発表してくれました。3学期は,「まとめと準備の学期」,つまり,1年間の総まとめと,次の学年のための大切な準備の学期です。次の学年に向けた「0学期」とも言われます。この3学期で,子供たちに知・德・体において確かな力をつけ,進学・進級にふさわしい姿に高めていきたいです。「当たり前」の日常への感謝の気持ちを忘れず,3学期も子どもたちのために,全職員,心を一つにして教育活動に取り組んでまいります。保護者・地域の皆様,3学期もどうぞよろしくお願いいたします。
12月22日(金),終業式を行い,2学期の教育活動を無事終了しました。2学期は,81日間という長丁場の学期でした。その中で,秋季運動会,陸上記録会,県民週間,学習成果発表会,校内持久走大会など大きな行事が続きましたが,どれも多くの成果をもって終えることができました。一人一人が満足感や達成感を味わい,笑顔でゴールすることができて,心からうれしく思います。終業式では代表の2名の児童がそれぞれに,「目標を目指して努力を重ね,達成することのできた喜び」について,素晴らしい発表をしてくれました。友達にもよい刺激を与えてくれたと思います。
いよいよ冬休みが始まります。健康・安全に十分気を付け,年末年始の行事等を通して家族の絆を深めるとともに,充実した冬休みになることを願っています。そして,1月9日の始業式で,笑顔いっぱいの別府っ子と会えることを楽しみにしています。
保護者・地域の皆様には,この1年も多くのご支援・ご協力をいただき,誠にありがとうございました。2023年が皆様にとりまして,希望に満ち,健康で幸多い年になりますことを心よりお祈り申し上げます。
2学期最後の大きな行事,「校内持久走大会」では,子どもたちにたくさんの熱いご声援と「パワー」を送っていただき,誠にありがとうございました。インフルエンザ感染者が急増し,全員が参加できなかったことが少し残念でしたが,大会本番では,出場した子ども一人一人が「自分史上最高の走り」を目指して,精一杯の走りを見せてくれました。苦しさの中にも真剣な表情で走り抜く姿は,とても感動的でした。思い通りの走りができた子,できなかった子,様々だったと思いますが,練習での努力や本番で最後まであきらめず全力を出して走り切ったことを讃えてあげたいです。また,持久走大会に向けて,毎朝,校庭を走る姿がたくさん見られました。結果よりも大切にしたいことは,「本番に至るまでに,どれだけ地道に練習を重ねてきたか」です。今後も様々な行事において,明確な目標を持たせ,それに至る「過程(練習や努力)」を大切に取り組ませて,子ともたちの確かな成長につなげていきたいです。