南薩地区フレッシュ研修
11月17日(木),南薩地区の初任者教員約40名をお迎えして,本校の3年生を担任する新規採用職員が道徳科の公開授業を行いました。「自分を支えてくれている人に感謝の気持ちをもって接する態度」を高めることがねらいの授業でした。
授業の終末では,担任の用意したフォトムービーをクラスのみんなで視聴しました。スクールガードさん,あいさつ運動の方々など,子供たちの日常を支えてくださっている方々の映像が次々に映し出されました。そして,途中からはサプライズ映像が・・・お仕事に励んでいる家族の映像でした。担任が子供たちに内緒で集めていたものです。子供たちは驚きながらも,映像を黙って見つめ,うれしいような,照れくさいような,誇らしいような,なんとも言えない表情をしていました。とても温かい雰囲気の中,授業を終えることができました。
道徳科では,子供たちがよりよく生きるために,答えが一つではない道徳的な課題を自分自身の問題として捉え,それに向き合いながら考え,判断し,行動・実践できる資質・能力を育む授業が求められています。今後も,本校の子供たちが「自ら考え,議論する道徳」に向けた授業改善に一層取り組んでまいります。